超低用量ピルは、月経困難症や月経前症候群(PMS)の改善、生理痛や生理不順改善、ニキビなどの肌荒れ改善でも使用される薬です。
生理前や生理中の辛い症状を軽減してくれるので、毎月の生理の症状に悩んでいる人にはありがたい薬ですが、症状が良くなっても、副作用が出てしまう人もいるのが事実です
また、ピルには避妊効果があるイメージがありますが、超低用量ピルにも避妊効果があるのか気になる方もいるのではないでしょうか？
そこでこちらの記事では、下記について紹介してきます。
- 超低用量ピルとは
- 超低用量ピルに避妊効果はない？
- 超低用量ピルの副作用の種類や発生頻度はどのくらい？
- 超低用量ピル処方はオンライン診療が便利
ひかりこれから超低用量ピルの処方してもらおうか検討している方の参考になると幸いです！
超低用量ピルとは
超低用量ピルは低用量ピルと同じく、卵胞ホルモンの「エストロゲン」と黄体ホルモンの「プロゲステロン」という２種類のホルモンが配合されています。
低用量ピルと超低用量ピルは、卵胞ホルモン(エストロゲン)の配合量の違いで
- 低用量ピルは50㎍以下
- 超低用量ピルは30㎍以下
となっています。
超低用量ピルは、低用量ピルよりも卵胞ホルモン(エストロゲン)の配合量が少ないので、低用量ピルと比べて頭痛や吐き気、下痢などの副作用が出にくいと言われています。
※副作用には個人差があります
ひかり低用量ピルを服用して副作用が辛くて飲むのをやめてしまった方などにおすすめです！
超低用量ピルは下記のような症状改善の目的で使用されるお薬です。
- 月経困難症や月経前症候群(PMS)の改善
- 生理痛の改善
- 生理不順の改善
- ニキビなどの肌荒れ改善
※ニキビなどの肌荒れ目的での処方は、保険適用外となりますのでご注意ください。
超低用量ピルに避妊効果はない？
超低用量ピルと低用量ピルは同じホルモンが配合されていますが、服用の目的が異なります。
超低用量ピルにも一定の避妊効果はありますが、現在の日本では、超低用量ピルは国内での避妊効果に対する臨床試験が行われていないため、避妊目的の使用は認められていません。
ひかり避妊目的でピルを服用したい場合は、超低用量ピル以外のピルを処方してもらってくださいね。
超低用量ピルの副作用の種類や発生頻度はどのくらい？
超低用量ピルを服用し始めて副作用がでるかどうかは人それぞれです。
副作用が辛い人もいれば、全くないという人もいるんですよね。
下の表は、超低用量ピルの一つである、ルナベル配合錠ULDの副作用の種類と発生頻度です。
| 副作用の種類 | 発生頻度 |
|---|---|
| 頭痛、悪心、不性器出血など | 5％以上 |
| 浮腫、眠気、動悸など | 0.1～5％未満 |
| 経血量の変化、食欲亢進、しびれ感など | 頻度不明 |
発生頻度が多いのは頭痛と悪心です。
頭痛は15.5％、悪心は17.9％の方で見られたとの事です。
副作用のピークは飲み始めて1～2か月で、3か月程度で多くの人は気にならなくなると言われています。
ひかり副作用の症状は、低用量ピルの種類を変えることで解決するという方もいますので、副作用の症状が辛い時は、医師に相談してみて下さいね！
超低用量ピルにも血栓症のリスクがある！
超低用量ピルも低用量ピルと同様、「血栓症」のリスクがあります。
血栓症とは、血管内に血のかたまり(血栓)ができることで、血管がつまってしまう病気です。
下記は低用量ピルの血栓症の発症者数になります。
女性10,000人に対して
ピルを飲んでいない女性→1~5人
ピルを服用している女性→3~9人
「低用量経口避妊薬、低用量エストロゲン・プロゲストーゲン配合剤ガイドライン（案）」より引用
ひかり超低用量ピルは、エストロゲンというホルモンの配合量が少ないため、血栓症のリスクは低用量ピルよりリスクは低いと言われていますが、念のため注意が必要です。
血栓症や心筋梗塞などのリスクが高まるため、ピルを服用できない人や、慎重に処方してもらう必要がある人がいますので、自分に当てはまる項目があるか確認してみて下さいね。
- 喫煙者
- 40歳以上の人
- 高血圧の人
- 肥満の人(BMIが30以上)
- 前兆がある片頭痛のある人
- 糖尿病や脂質異常症などにかかっている人
- 家族が血栓症に関連する病気や乳がんにかかったことがある人
- 授乳中の人
- 35歳以上でタバコを吸う人(1日15本以上)
- 50歳以上、もしくは閉経している人
- 過去に血栓症に関連する病気にかかったことがある人
- 重度の高血圧の人
- 重度の肝障害のある人
- 乳がんや子宮がんにかかっている人
ひかり上記の項目に当てはまる人は、診察の時、必ず担当の医師に伝えて下さいね！
低用量ピルはどこで売ってる?
超低用量ピルは医療用医薬品のため、基本的にはクリニックを受診し、処方してもらわないと購入ができません。
処方箋がないと薬局でも購入できませんし、ドラッグストアでも購入はできません。
また、超低用量ピルを取り扱っているネット通販がありますが、海外から個人輸入している薬には医薬品ではない偽造品や不純物が混入している粗悪品の可能性もあり、重篤な健康被害などさまざまなリスクを伴います。
ひかり通販で個人輸入の超低用量ピルを服用して発生した健康被害の場合、国の「医薬品副作用被害救済制度」の対象外となりますのでご注意くださいね。
超低用量ピル処方はオンライン診療が便利
超低用量ピルは、月経困難症や月経前症候群(PMS)など、医師に治療が必要と診断された場合は保険適用となりますので、3割負担で処方してもらえます。
しかし、ニキビなどの肌荒れ改善目的で処方される超低用量ピルは自由診療となるので、クリニックにより価格が変わってきます。
そうなると、婦人科に行って処方してもらうのと、オンライン診療のクリニックで処方してもらうのに、あまり大きな価格差はないでしょう。
超低用量ピルを処方してくれるオンライン診療のクリニックには、以下のようなメリットがありますので、価格に差がないのなら、オンライン診療の方が便利だという方も多いですよ！
- 待ち時間がほとんどない
- 音声での診察もOK
- 当日すぐに診察OK
- 24時間土日祝日も診察してもらえる
- 最短翌日にお届け
- 「中身のわからないプライバシーが守られた梱包」でお届けしてくれる
そこで、超低用量ピルを処方してくれる、オンライン診療のクリニックを6院比較してみました。
ひかり私はオンライン診療で低用量ピルを処方してもらっていますが、1,650円の診察料が無料だったり、待ち時間がないこと、土日祝日も診察してくれる、音声での診察をしてもらえるところが特に便利だと感じています。
・超低用量ピルの価格や診察料など
・お届けのスピード
・配送やお届け方法についてなど
・診療時間や診察方法など
計14項目で厳選したクリニック5院を徹底比較し、価格が安いクリニックもご紹介していますので、超低用量ピルの処方を検討している方はぜひ、参考にしてみて下さいね。
